学年にまつわる疑問

入学シーズン到来で新生活をスタートさせる人が多い時期ですね。
先月頃からマンションの前に引っ越し業者のトラックが止まっているのをよく見かけます。
正直狭い路地なんかだと、車で通る際に幅がギリギリだったりしてちょっと邪魔だなって思うこともあったりします。
それはそうと、この時期になると毎年気になってたんだけど調べるほどでもないので、ず~と放置していた疑問があります。
別に夜眠れなくなるほど気になる事でもないし、ルシエルとかのゲームをやっているうちに忘れる程度のことなのですが、なんで学年の区切りは4月2日生まれなんだろうってことが昔から疑問でした。
4月1日生まれの人はひとつ上の学年で、中途半端な4月2日生まれから次の学年になるっていうことです。
まぁ自分が4月生まれではないので、どうでもいいといえばいいことなんですが、なんとも中途半端なので少しだけ気になってたんだけど、周りに理由を知っている人がいなくて疑問のままだったんです。
その疑問が今年になってようやく解決しました。
理由を詳細に語るとちょっとややこしいのですが、簡単にまとめるとようは法律で決まっているからなんですね。
学校教育法で保護者は子の満6歳に達した日の翌日以後に小学校に通わせる義務を負うといったようなことが定められています。
そして、施行規則に小学校の学年は4月1日に始まり、翌年3月31日に終わるとあります。
さらに民法第143条で、誕生日の前日が終了するとき(深夜12時)に歳をひとつとる(=満年齢に達する)とあります。
つまり4月1日生まれの人は、法律上では3月31日の深夜12時に歳をとっているということです。
なので4月1日生まれの人は早生まれ扱いになり、ひとつ上の学年とされるわけです。
なんかよくわからん言葉遊びみたいな感じがしますが、複数の法律が絡んでこういうことになっているんですね。